平成24年10月28日(日)12時より新山口ターミナルホテルにおいて、山口県立山口高等学校同窓会通信制支部「灯窓会」発足式典が開催されました。

通信制では昭和34年から独自の同窓会を結成し、総会開催や会報発行などを行ってきました。しかし、県内各地区のもちまわりとしてきた運営方法が困難になったことから、通信制開設60周年となる平成20年10月、ホテルみやけで多田公熙同窓会長(当時)をお迎えし盛大に閉会式典が行われました。

 その後は有志が集まって旧交を温める機会をもつこととなりましたが、参加者の中から同窓会活動の継承・発展のためには、やはりしっかりとした基盤をもった組織が必要であるとの声が上がり、山高同窓会13番目の支部として通信制支部の設置が望まれることとなりました。これを受け、常任幹事の中原正憲さん(通27期)が6月の同窓会幹事会、8月の評議会及び総会に提案、いずれも承認が得られたことにより、この日の支部発足となりました。

 式典の司会は木島香代子さん(通31期)。まず全員で物故会員に黙?を捧げた後、久保田正登さん(通51期)の開式の辞で式典が始まりました。全員で校歌斉唱の後、支部長の中原正典さんから挨拶がありました。続いて来賓の二井関成会長(67期)と川野あきら校長から祝辞が述べられました。次に議事に移り、会則の制定、役員の選出が行われました。

 祝賀会では、土井さつきさん(通18期)の剣舞「白虎隊」(佐原盛純)の披露に続き、和やかに会食・歓談が行われました。歓談の合間を利用して平成25年度山高同窓会総会準備委員会の木村太一郎委員長(87期)から総会の案内があり、通信制からも多数参加してほしいとの要望がありました。また、同窓会事務局の中司文男事務局長(84期)と木村充書記(86期)の紹介がありました。荒巻大拙先生、徳田保夫先生、松田伸雄先生、大野光生先生、川島明先生の恩師挨拶に続き、参加者全員が近況報告を行いました。

 宴も酣となる頃、徳田先生の気合いの入りまくったリードで「熱球」を熱唱、万歳三唱を行って記念の式典を閉じました。